「カラフル」観てきました

久しぶりに観た作品らしい作品でした。
今の中学生に向けた作品だそうですが、中学を過ぎた大人の方でも観れる作品と思います。
悲しい事件が多いこのご時世こそ今の大人の方にも観て欲しいです。



原作にあった父と兄の負の描写が端折られていたのはちょっと残念でしたが、
ラストでは原作になかったシーンが加わり上手い締めくくりになっていたと思います。
あの場面で「手紙 拝啓 十五の君へ」が入るのはズルイです。Ｔ　Ｔ

原作の場面を上手く盛り上げている演出が上手いです。
登場人物の「泣き」の表情が良く出ていますね。
商品性抜きにこう言う作品が世に出た事自体が奇跡のようです。

段階を踏んだプロモーション展開も絶妙でしたね。
（私は第一段階から引かれました）
こう言う物が世に出ること自体奇跡のように思います。

原作はもう少し人間を掘り下げている描写があるので
映画を観て気に入った方はこちらも読まれてみると良いと思います。

カラフル (フォア文庫)

• 作者: 森 絵都
• 出版社/メーカー: 理論社
• 発売日: 2010/03
• メディア: 単行本

この作品でかかっている「僕が僕であるために」は尾崎豊の歌だったんですね。



この人が歌う歌は心に響いてきますね。
この歌によって絶望しかけていた人生が救われたと言う方も居られるようです。
あらためてこの方の偉大さがわかってきたように思います。

毎年放送される金曜ロードショーの某劇場アニメを観てて死にたくなるような方は
こちらの作品を観る事をお勧めします。

私はこう言う特定の層に向けて必要な事を語りかけるような作品が好きですね。
漫画創作で目指したい道です。（商業に向かないですが）

帰りに買ってきました。＾　＾
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Colorful オリジナル・サウンドトラック

• アーティスト: サントラ
• 出版社/メーカー: アニプレックス
• 発売日: 2010/08/18
• メディア: CD

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