ズッコケ発明狂時代 [読書]
夏休みの自由研究で始めた「発明」だったが
ある事故で「未来を予測するテレビ」が出来てしまい、
それをどうすべきかを少年三人で考えていくお話。
気になるラストが著者の意図で抜けていますが、最後の解説にフォローが入っています。
確かに現在をどう生きるかで未来は変わっていくものであり、
わからないからこそ人生が面白いのかもしれませんね。
満足度:★★★★★
なかなか話の仕掛けが凝ってます。
中にはズバリと本質を言ってる箇所が見受けられたりします。
話を考える立場から見ると、このシリーズは侮れません。
幻想的な話はパターンが出尽くされているだけに展開が読めてしまう事が多いのですが、
こう言う日常を舞台にした(もしくはベースにした)話の方がこの先どうなるんだろうとワクワクしてきますし、
一度体験してた頃のものでもあるので感情移入し易いですね。
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