1杯のカフェの力を信じますか? [読書]
飲食店オーナーのサクセスストーリーと言えば聞こえは良いが、
それまでの苦労や失敗談が割合多いです。
著者が前の事業でバブル状態からドン底状態に陥り、
その辛い状況からいかにして這い上がってきたのかがよく伝わってきます。
特に「人間、一番ピンチの時に人を頼ったらあかん」の言葉が身に染みますね。
新しい事業(飲食業)を起こすに当たり、
かけがえのないパートナーと出会えた事も大きな要因の様です。
やはり行動を起こしたことで得られたものなのでしょう。
第一号店を起こしてから軌道に乗るまでの道のりも険しく、
その描写が鮮明で自分もそのスタッフの中に居るような気分にさせてくれます。
店の段取りや自分の都合で回すよりもまず自分自身が楽しむことにこだわる著者の気持ちが伝わってきます。
満足度:★★★★★
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