淋しいのはお前だけじゃない

何気にこのキーワードで検索してみたら懐かしい映像が（泣）

「淋しいのはお前だけじゃない」のエンディング

「淋しいのはお前だけじゃない」は1982年（昭和57年）に金曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマです。

基本コメディ路線なのですが、テーマが重くて切ない。

「人は皆孤独なんだよ」

多感な学生時代当時、丁度この動画部分（一話のラストシーンからのエンディング）が脳裏に焼きついて離れず、毎週見入ってしまいました。
サラ金取立て屋の主人公（西田敏行）が一話の終盤で人情に目覚めて孤独に電車を待つシーンなのですが、
この構図にこの歌は反則過ぎる！T　T

登場する借金相手のそれぞれが止むに止まれない事情を抱えており
他人にはわかってもらえない孤独さが伝わってきます。
このドラマには今よく出てくるキーワードの「癒し」などと言った甘い言葉はありません。
　厳しくても人は現実と向き合って、自分で乗り越えていくしかない。
　皆、淋しさを抱えながら必死に生きているんだよ。
・・・と言ったメッセージが聞こえてくるようです。
自分の感性はこの辺りに根付いているかもしれません。
（それが正しい事と思っても商売にならない作りになっちゃうのが難しい・・・）

後で知ったのですが、脚本が市川森一氏なんですね。
氏のウルトラマンシリーズの脚本が好きで、
特に「ウルトラマンA」の最終話「明日のAはきみだ！」は歴史に残る名作だと思います。

女形の梅沢富美男も出演しており、自分はこのドラマで知りました。
今にして思えば豪華なキャストやスタッフが揃ってますね。

こちらは作詞・作曲者の小室　等の演奏らしいです。
↓
淋しいのはお前だけじゃない

DVD－BOX出てるんですね。
色々シーンを思い出したら欲しくなってきた。

淋しいのはお前だけじゃない [DVD]

• 出版社/メーカー: キングレコード
• メディア: DVD

タグ：西田敏行 ドラマ 淋しいのはお前だけじゃない 市川森一 小室　等 梅沢富美男