SSブログ

コーヒーに憑かれた男たち [読書]


コーヒーに憑かれた男たち (中公文庫)

コーヒーに憑かれた男たち (中公文庫)

  • 作者: 嶋中 労
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/03/23
  • メディア: 文庫


コーヒー屋の「御三家」
 カフェ・ド・ランブル 関口一郎
 カフェ・バッハ 田口護
 もか 標交紀
それぞれの観点からコーヒーの本質を語っています。

・完全無欠のコーヒーはよいことなのだろうか?
・まずは「よいコーヒー」を作ることを優先させ「うまい・まずい」の判断はその後でいい。
・コーヒーは複雑な苦しみを特徴とした飲み物である。子供の飲み物ではない。
生きることがきれいごとでは済まないことを知った大人の飲み物である。それがいい。大人が生きていく上で必要な認識など、苦みからしか生まれてこないのである……

・・・と言う風に、
コーヒーに限った話しではなく、コーヒーの極みから物事全てにおける本質が見えてくるような内容と思います。

この本を読んだ後に、焙煎豆を引いて飲むとまた味わいが違ってくるでしょうね。
豆の自家焙煎からやりたくなってきます。

満足度:★★★★★

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

頭がいい人の1日10分文章術―ゲーム感覚で楽しく身につく [読書]


頭がいい人の1日10分文章術―ゲーム感覚で楽しく身につく

頭がいい人の1日10分文章術―ゲーム感覚で楽しく身につく

  • 作者: 高橋 フミアキ
  • 出版社/メーカー: コスモトゥーワン
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本

これから文章を書こうにも手法的にどこから手をつけていけば良いのかわからない人の為の本。
本書では文章を面白くする為のパターンが上がっており、
それに沿ってゲーム感覚で練習していく構成になっています。

この勉強法を行うことで頭の回転が良くなり、
仕事や生活においてのアイディア出しにも生かせそうです。

文章そのものが苦手て、文章が上手く書けるようになりたい人は
同著者の「一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!
を先に読まれることを勧めます。

満足度:★★★★★

続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

一瞬で心をつかむ「できる人」の文章術 [読書]


一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!

一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!

  • 作者: 高橋 フミアキ
  • 出版社/メーカー: コスモトゥーワン
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本

文章は苦手だけどどうしても上手くなりたいと言う方にお勧めの本です。
なぜ文章が苦手なのかを洗い出し、解決方法が述べられています。
その気があればこの本で自信がついてきます。

また、この本の構成自体も良いお手本になると思います。

満足度:★★★★★

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

人とロボットの秘密 [読書]


人とロボットの秘密

人とロボットの秘密

  • 作者: 堀田 純司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/07/03
  • メディア: 単行本

漫画やアニメのロボットや実在するロボットを取り上げ、人間の本質に迫っていく本。
人間は意識(心)だけでなく、センサー(体)も組み合わさる事で初めて機能すると言う解説には納得させられます。

数々のロボット考察の本をこの一冊にまとめているので、
これからロボットの本質を知りたい方にお勧めです。
(自分はほとんど読んできた内容でした)

満足度:★★★★☆

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:

ズッコケ家出大旅行 [読書]


ズッコケ家出大旅行 (ズッコケ文庫)

ズッコケ家出大旅行 (ズッコケ文庫)

  • 作者: 那須 正幹
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 新書

小学生三人組が家出の旅を決行するお話し。
旅の危険さ、予期せぬ事態、新たな出会いなど
子供にとっては冒険となるような世界を描いています。

ホームレスの公園に溜まっている描写が今の時期に読むと
生々しくて他人事に思えなくなってきます。

満足度:★★★★☆

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ズッコケ発明狂時代 [読書]


ズッコケ発明狂時代 (ズッコケ文庫)

ズッコケ発明狂時代 (ズッコケ文庫)

  • 作者: 那須 正幹
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

夏休みの自由研究で始めた「発明」だったが
ある事故で「未来を予測するテレビ」が出来てしまい、
それをどうすべきかを少年三人で考えていくお話。

気になるラストが著者の意図で抜けていますが、最後の解説にフォローが入っています。
確かに現在をどう生きるかで未来は変わっていくものであり、
わからないからこそ人生が面白いのかもしれませんね。

満足度:★★★★★

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

すすめ! ロボットボーイ [読書]


すすめ! ロボットボーイ (講談社青い鳥文庫)

すすめ! ロボットボーイ (講談社青い鳥文庫)

  • 作者: 中松 まるは
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/08/09
  • メディア: 新書

何のとりえのないフツーの小学生があるきかっけで高度なホビーロボットを用いたロボットバトルに参加することになるお話し。

「サーボモーターって何?」「パソコンって何?」の所から始まり、必殺技を生み出す所までの過程が楽しめます。
ライバルとして登場するロボット達もバトルに勝つために形状や操作方法を色々工夫している所が面白いです。

普段はあまり仲良くなかった子がロボットを通じて友情が芽生える所も王道で良いですね。
「達人は、ふだんはフツーの顔してるから達人なんや。」の台詞は最高です。

満足度:★★★★★

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

ズッコケ三人組のミステリーツアー [読書]


ズッコケ三人組のミステリーツアー (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)

ズッコケ三人組のミステリーツアー (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)

  • 作者: 那須 正幹
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

10年前に起きた出来事に関連させたミステリーツアーを舞台にしたサスペンス物(?)
一度読んだ後で読み返すと伏線が必然に張られていて二度美味しい内容です。
この話に書かれた時代はまだ小学校で完全週休二日制になる前の頃なんですね。

満足度:★★★★☆

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョン [読書]


沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョン (電撃文庫)

沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョン (電撃文庫)

  • 作者: 上遠野 浩平
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2008/01/10
  • メディア: 文庫

自動的に世界の敵と戦う死神ブギーポップのシリーズ物。
今回は三年前に終ってしまった事を知らずに現在まで引きずる話。
今回はシリーズの中で割とブギーポップの活躍が多いようです。
ここで語られているように何が普通で何が普通でないかを砕けて考え過ぎると訳がわからなくなりますね。
結局は世の中そんなもので考えても仕方ないって事を遠まわしに言ってるいるような気がします。
なかなか読み応えがありました。

満足度:★★★★☆

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

宇宙からの訪問者(テレパシー少女蘭) [読書]


宇宙からの訪問者 -テレパシー少女「蘭」事件ノート(9)- (講談社青い鳥文庫)

宇宙からの訪問者 -テレパシー少女「蘭」事件ノート(9)- (講談社青い鳥文庫)

  • 作者: あさの あつこ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/07/16
  • メディア: 文庫


棺から死体が消えると言う謎の事件と宇宙人の抗争が関係する謎を解き明かすお話し。
今回はいつも通りの展開で、前作の「さらわれた花嫁」でストーリー全体の核心に迫るような物ではなかったようです。
物に乗り移って行動する宇宙人のイメージが勇者シリーズのようでした。

作品中にサブプライムローン問題の話題がありましたが、
99年発表の一話目「ねらわれた街 (講談社青い鳥文庫)」からどれ位の年月が経過しているのか不明です。

満足度:★★★★☆

今回で現在出ている「テレパシー少女蘭」原作本全話を読破しました。
この話だけがアニメ版には使われていないようです。

同作者の「バッテリー」と比較されてこの作品がちょっと不評のようですが
このシリーズはストーリーよりもキャラクターで楽しむ物と思います。

Telepathy Shoujo Ran Opening


アニメの最終話は原作の3話目「私の中に何かがいる―テレパシー少女「蘭」事件ノート〈3〉 (講談社青い鳥文庫)」をアレンジした物を使用しているようです。
永遠のライバル(?)桃子先生にはもう少し「人間」のテーマで引っ張って欲しかったかな。

以降、原作側での展開を楽しみにしています。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。