機動警察パトレイバー [アニメ・特撮]
機動警察パトレイバー 未来派Lovers
週刊少年サンデーで連載されていたゆうきまさみの漫画から
初のアニメ化となったOVA版のOPです。
(当時はメジャー少年誌にロボット漫画が堂々と載ってたんですね)
野明の表情がゆうきまさみしてます^ ^
個人的にはこのOPにあるようなロボットと主人公中心の構図が好きなんですが、
実際の内容はこれらの存在が薄いんですよね。
(活躍はするけど話の中心に居ない)
パトレイバーそのものについては、ゆうきまさみが始めた企画ごっこの中から、
企画集団ヘッドギアを結成し、アニメ企画に発展させた上で漫画が展開されたようです。
Vol.1リリース前のお試しビデオが980円と当時としては破格の値段でした。
ヒットの要因は色々あると思いますが、ビジネス視点から大体こんな所なんでしょうか。
・当時ロボットアニメが枯渇時代であった
・ビデオソフト低価格化の実現
・新しいビジネスモデルの確立
・作品独自のコンセプトを持つ
最後の「作品独自のコンセプトを持つ」は言うまでもない事ですが、これがなかなか難しい所です。
このOVAが成功して、その後の展開(劇場版、TV版、・・・)については、知られている通りと思います。
人気度合いについては、今で言うコードギアスに相当するのでしょうか。
初期OVAのDVD化版 ↓
初期OVAのサントラCD ↓
機動警察パトレイバー メモリアル・コレクション・シリーズ PATLABOR IMAGE SOUND-TRACK ALBUM VOL.1“INTERFACE”
- アーティスト: ビデオ・サントラ,笠原弘子,冨永みーな,松宮恭子,冬杜花代子,川井憲次,藤原いくろう,田中公平
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/15
- メディア: CD
機動警察パトレイバー メモリアル・コレクション・シリーズ PATLABOR IMAGE SOUND-TRACK ALBUM VOL.2“INTERCEPT”
- アーティスト: ビデオ・サントラ,難波克弘,笠原弘子,特車隊,松宮恭子,冬杜花代子,Yordes Baker,川井憲次,ヘッドギア,冬木透,藤原いくろう
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/15
- メディア: CD
true tears全話終了 [アニメ・特撮]
true tears、終わりましたね。
ちょっと本来のテーマを外してしまった感はあるものの、無難な終わり方でした。
細かな感想については他のWEBサイトのコメントに任せます。
物語の総合的な完成度としては決して高いとは言えないけど、この作品ならではの光るところがあると思います。
アニメ動画が韓国製作にも関わらず、全話通して高いクォリティを維持できていたのはスゴイと思います。
この製作会社(P.A.WORKS)は良い仕事をしていますね。
惜しむらくは、ビデオソフトがDVDでの発売だったと言うことでしょうか。
もっと早く次世代メディアの決着がついていれば(もしくは放送が遅ければ)、ソフト発売会社もブルーレイに踏み切れたんでしょうけど。
地デジで観てしまった以上、DVDで観るのはちょっと厳しいかな。
DVDが余程の大売れでもしなければ、ブルーレイで二度売りはないでしょうから待っても仕方ないのかも。
自分の作品作りにもここで見つけた要素(本質)が加えて行けたらと思います。
(たぶん別の形になるのかなと)
これでようやく深夜アニメから離れて早寝に切り替えようと思います(笑)
知恵と勇気だ!メダロット [アニメ・特撮]
個人的ロボットバトル物として傑作の部類と思います。
主人公のイッキ少年がわがままでいい加減で、主役ロボットのメタビーとよく喧嘩もするけど、
大事な場面では固い絆で結ばれているところとか、どことなく「ド根性ガエル」に通じるものがあります。
ロボットバトルシーンも見ごたえがあって、ロボットキャラらしいアクションを見せてくれます。
一話では不良から逃げるイッキ少年にヒヨコ売りのおじさんに呼び止められ、こう言われます。
”
男の勝負を決めるのは、なぁ坊主
熱い魂だよ!
”
なかなか出てこないこのストレートな台詞を自然に出してきます。^ ^
ちょうどその後のバトルシーンがあったのでピックアップ(2分6秒)
元はゲームボーイのゲームソフトで「ポケモンの二番煎じ」と言われてたりしましたが、
こう言う切り口は全然ありだと思います。
相手に勝てばパーツが奪えて自分のロボットに付け替えができる点は、ロボット路線でないとできない芸当でしょう。
人気も結構あって、シリーズ化されてPS版も出ました。(PS版はちょっと・・・ね)
コミックボンボンにも漫画連載されてて、ゲーム・アニメ・漫画と盛り上がりを見せてました。
なのに、ボンボンは休刊、メダロットを出したイマジニアも規模縮小してしまい、復活の可能性が低くなっているようです。
題材は良いだけにもったいないですね。
しかし、このアニメはロボバトルの良いところをいっぱい持って行ってますね。
同じ頃に描いてた創作漫画「RCロボ」がやりずらかったです。(笑)
アレではまだやってないエピソードがあるので、その内やりたいです。
スーパーテコンV [アニメ・特撮]
有名な韓流ロボットアニメ。
知人からDVDを借りて観ました。
この「テコンV」も年代によって色々なバージョンがあるようで、
元祖はマジンガーZをパクったようなデザインをしています。
自分が観たバージョンは、この動画のもので
「スーパーテコンV」として区別されているようです。
頭部だけ元祖と同じで体がザブングルをパクった感じです。
対する敵ロボットは、アッガイやビグロの軍団で(!)
ボスはアイアンギアーっぽい超巨大ロボットでした。(笑)
絵のクォリティは、日本で言う所の70年代初期のレベルで、特に今の感覚で観るのは厳しいでしょうね。
今回初めて通しで観ましたが、感想はストレートな勧善懲悪ものとして楽しめました。
(韓国語なので、内容は絵からでしか判断できないのですが・・・)
最近の国内アニメではあまり観られなくなった、主人公(兄貴分)と少年がレギュラーで出演している所が、そう感じさせてくれるのでしょうね。
(自分の知る所だと、「ゾイドフューザーズ」辺りが最後なのかなと)
特に少年がヤカンスーツ(?)を着込んで活躍している姿が、場違いながらも親近感を与えてくれます。
このヤカンくんのキャラが良いなあ。
負ける為に生まれてきたわけじゃない [アニメ・特撮]
逆境無頼カイジ OPテーマ「未来は僕等の手の中」より
今期やってるアニメの中で好きなOPです。(でも短かい・・・)
この歌のフルコーラスが聞きたくて、CDを探したのですがサントラ版に収録されているものしかなくて、2枚組みで少々高かったけど買ってきました。
OP、ED共フルコーラスで入ってました。こんな歌だったんだ、イカス!
「ざわ・・・ざわ・・・」BGMもこんなにバリエーションがあるのね(笑)
自分自身、このカイジとは別の意味で地獄に落ちた経験があるので、とても笑えません^ ^;
その時にわかるのが、人間は誰でもどんどん孤独になっていくんだなって事です。
箴言「カイジを笑う者は、カイジに泣く」
アニメの方は原作にある「間」の要素がちょっと感じられないですが
アニメ単体としてはクォリティが高く、緊迫感もよく出ているので楽しめると思います。
と言うか、あの独特なキャラをよくアニメにできたなーって(笑)
OPの歌詞にある
「僕等は負ける為に生まれてきたわけじゃないよ」
の部分が好きです。
これ以上の励ましの言葉はないでしょうね。
コロコロコミックの「ミラクルボール」にあった
「おまえ、負けるために生まれてきたんじゃないだろ・・・!」
の台詞にも通じますね。
ミラクルボール (Volume1) (てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス)
- 作者: ながとし やすなり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: コミック
True tears 今年の大穴? [アニメ・特撮]
テレビ神奈川とキッズステーションでやってるTrue tearsが今年に入って早々と隠れた名作として
話題になっているようです。
この手の物にしては登場キャラが独特過ぎて展開が読めません^ ^;
たぶん、最後で裏切られる予感はしますが・・・(Nice boatだったりして)
このOPの歌、良いですね。
型破りと独自のスタイル(侍ジャイアンツ) [アニメ・特撮]
現在、「侍ジャイアンツ」がCSキッズステーションで放送してるのですが
常識外れの野球と己の意志を貫く主人公番場蛮の活躍から目が離れられません
このご時世、こう言う人材こそ必要とされていると思うのは自分だけ?
特にOP1・ED1がイカしてます
自分もこんなキャラを描いていきたいです。
野球はスポーツの定番なだけに、マンガとして個性が求められる題材ですね
いかに型破りをするか(または独自のスタイルを貫くか)
それこそが「プロ」であり、更にその中で際立った者が「スター」と言うことなのかなと
この本質は、野球に限ったことではないでしょうね
メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全2&3 [アニメ・特撮]
特撮ヒーロー物のCDレビューです。
スーパーヒーロー・クロニクル メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集 II
- アーティスト: 串田アキラ, 日下翔平, 榎田路子, 筒井巧, 関口めぐみ, 宮内タカユキ, 水木一郎, 宮内洋, 山下優, 沢崎靖英, 古怒田健志
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: CD
・世界忍者戦ジライヤ
・機動刑事ジバン
・特警ウインスペクター
・特救指令ソルブレイン
の主題歌・挿入歌がつまったソング集です。
過去にバラで出ていたものが一つのアルバムにまとまっているのでお得です。
この時代に思い入れのある方にお勧めです。
主題歌はそれぞれがベストだけど
個人的に挿入歌のベストは
ウインスペクターの「ジャスト・ギガストリーマー」でしょうか。
水木一郎の歌が燃えますね。
スーパーヒーロー・クロニクル メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集 III
- アーティスト: 宮内タカユキ, 沢靖英, 橋本潮, 古怒田健志, 前田達也, 伊藤薫, ショウ(正木蒼二), 大矢晋, 影山ヒロノブ, 石原慎一, 樫原伸彦
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/03/17
- メディア: CD
・特捜エクシードラフト
・特捜ロボ ジャンパーソン
・ブルースワット
・重甲ビーファイター
・ビーファイターカブト
の主題歌・挿入歌がつまったソング集です。
過去にバラで出ていたものが一つのアルバムにまとまっているのでお得です。
この時代に思い入れのある方にお勧めです。
主題歌はどれもベストですが、
挿入歌のベストは個人的に
エクシードラフトの「実装!!」「それは命」「LAST FIGHTER」「生命はひとつ」「白い稲妻!バリアス7」「勇気よ急げ!」
ビーファイターの「出撃!ビートマシン」
辺りでしょうか。
特にエクシードラフトは熱い魂が感じられるベスト揃いだと思います。
この頃は、バブルが崩壊して
「不況だ」「就職難だ」「リストラだ」の波が起こりだした時期で
それだけにこれらのヒーロー像が際立ったのではないでしょうか?
(そう思ってるのは自分だけ?)
「宇宙刑事ギャバン」から始まった正統な流れのメタルヒーローは「ビーファイターカブト」が最後になります。
(この後の「ビーロボカブタック」は「ロボコン」の流れになるかと)
以降は、今の平成仮面ライダーシリーズが変則的に受け継いではいますが
ターゲットの客層も違ってるし(電王は割りと近い方かな)、
ここはやはりメタルヒーローの正統の流れを復活して欲しい所です。
本格的なヒーロー像を感じたのはこの辺りでしょうか
自分も現実社会を背景に人の命と心を救うことをテーマにした「本物のヒーロー」作品(漫画創作)を作っていくのが目標です。
「怪獣と美術」展に行ってきました [アニメ・特撮]
三鷹駅南口を出てすぐにあるCORALの5階でやっていると聞き行ってきました。
ウルトラシリーズの美術を手がけた成田亨、高山良策、池谷仙克のデザイン画、造形が展示してありました。
初代ウルトラマンに登場したレッドキングやバルタン星人を初めとしてウルトラセブンのイカルス星人、キングジョーなどがあり、「突撃ヒューマン」のデザイン画も展示してありました。ヒューマンに登場する怪獣もデザインした人が同じ成田亨であって独特のオリジナリティが感じられますね。
美術や芸術は一般人には理解し難い所もあるけど、成田亨の生み出した怪獣や宇宙人には、奇抜でありながらも親しみを感じさせられます。
動物をストレートにモチーフにしたのではなく、本質的な解釈の元に新たな生物を生み出しているように思えてきます。「もしかしたら存在しそうかも」と言った所でしょうか。